ケースの形状について
公開日:
:
最終更新日:2015/01/11
機械式時計の基礎知識
時計の基礎知識の続編。
ムーブメントをいれる、ケースの形状についてみていきます。
機械式時計ケースの形状
レクタンギュラー形
長方形で、クラシックデザインに多く見られるケース形状。アールデコの影響で1930年代に登場したタイプ。ジャガールクルトのレベルソが代表的なデザイン。横長タイプもある。
トノー形
樽方とも呼ばることもある通り、丸型と角型を融合させた、丸みのある形状が横から見た樽のようなフォルムをしている。
女性用の腕時計に多く採用さており、1990年代の機械式時計の復活の時期からポピュラーな存在となった。
クッション形
真四角に近い形で、四編に外側に張り出すようなボリュームを持たせ、膨らませたフォルムがクッションのように見えることからつけられら名称。
ケース外側に沿って文字盤が配される場合と、円形に配される場合とがある。
オーバル形
楕円形、という意味で、縦に伸びたタイプと、横に伸びたタイプ両方がある。
緩やかなカーブを描く形状が個性的。縦型の方が主流で、横長のおーばる型は大変珍しい。
IWCのケースの特徴
IWCの時計は、優れたケース製造技術で知られています。
ケースを自社製造している時計メーカーはあまり多くない。
ほとんどの時計メーカーが外注しているなか、
IWCはケースを自社製造することで、他のメーカーと一線を画しています。
IWCケース製造は全てのステップに置いて厳しい品質管理なされ、業界最高の品質を誇っているるのです。。
素材はステンレススティールに加えて、ゴールド、プラチナ、チタニウム素材のケースも見られます。
世界最高水準の品質を確保するために、IWCでは生産現場に「リーン生産方式」を導入。
リーン方式は、元はトヨタ生産方式を。アメリカのMITが研究、体系化・一般化したもので、
トヨタ生産方式の徹底的に無駄を排除した方式のこといいます。。
高効率に「より高品質な製品をより多く生産する」という基本理念をリーン方式で現実のものとしていて、
IWCのケース生産の現場では常に「完璧」が生み出されています。
IWCの腕時計においては、オーバル型が主流で、
トノー型・クッション型はダ・ヴィンチモデルの一部で採用されています。
珍しいトノー型
【世界限定1000本】IWC ダ・ヴィンチ クロノグラフ/Ref.IW376403 【新品】
レクタンレギュラーはごく一部、アンティークにみられます。
レクタンギュラー形
レクタンレギュラーはごく一部、アンティークにみられます。
IWCレクタングル (Rectangle / Ref.–)¥438,000
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