時計各パーツの名称
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最終更新日:2016/09/20
機械式時計の基礎知識
時計通を目指すなら、覚えるべき、パーツの名称、目的、働きについて把握したいもの。その一歩として、外装部品の様式、仕上げ技術の基本をまとめました。
IWC ポートフィノ ハンドワインド 8デイズ / Ref.IW510106 【新品】【腕時計】【メンズ】
■ストラップ
時計と腕とを繋ぐパーツ。
ストラップと呼ばれ、主に革製をベルト、金属製のものをブレスレットと呼び分ける。デザイン性を取るか、耐久性を重視するかによって選択する。
■ケース
ムーブメントを保護する目的を持つ、時計の「外側」の部分。デザインの完成度を左右する「時計の顔」ともいうべきパーツで、計上や仕上げの方法はバリエーションが豊富。流行や時代の潮流によって変化を遂げてきた。
■リューズ
ムーブメントの操作を行うために必要不可欠なパーツ。機械式でぜんまいの巻き上げを行ったり、自国・日付の調整を行うパーツで、ケースの内側と外側を結ぶ唯一の接点。取扱いには注意
■スモールセコンド
“時”を表す短身、”分”を表す長針とは別の軸で、”秒”を表示するハンド(秒針)の事。時計の右下、6時の位置に配置されることが多い。
3針によって歯車が少ないシンプルな構造になっている。
■ダイヤル
文字盤の部分。フェイスとも呼ばれる重要な部分。レイアウトはムーブメントによって異なる。デザインや製造方法や千差万別で、パーツの数が数十個に及ぶことも。
■ハンド
いわゆる、「時計の針」と呼ばれるパーツ。時計の中心から外側へ伸び、時、分、秒を表す。時計のイメージを大きく左右するデザイン面での役割が大きいことはもちろん、時間を正確に読み取るための視認性が優先される。
■インデックス
ダイヤル(フェイス)上に配置された時刻などを表示するためのマークの総称。植字、プリントなどで配されるがデザインによって様々。
時計のイメージを形成する多くな要素の一つ。
■ラグ
ストラップ(ベルト・ブレスレット)をケースに固定させるための結合部分で上下についている部品。溶接型が主だが、ケースと一体型やラグなしのモデルもある。バネ棒をラグのコアなに差してストラップを装着する。
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