機械式の時計は一生もの?
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最終更新日:2014/10/24
機械式時計の基礎知識
正しいメンテナンスを行えば、機械式の時計や一生使えます。
親から子、子から孫へと受け継いでいくことだって可能です。
機械式時計は呼称が少なく、故障が生じてもほとんどの場合、
プロの手を借りれば部品を交換することで修理をすることも可能です。
とはいえ、一生ものとして使いたいのであれば、正しいメンテナンスを行うことが大前提です。
日々の手入れをきちんと行い、特に3~4年に一度のオーバーホールは欠かさず行いましょう。
オーバーホールを怠ると、ムーブメントの中のオイルが揮発したり、変質するなどして金属摩耗がおこり、
修理不可能な状態を招くことがあります。
オーバーホールにかかる日数は、依頼する工房やブランドによって異なりますが、
平均してひと月ほどかかるようです。
長期間オーバーホールを行わず、修理個所が複雑な場合、
ブランドの本社があるヨーロッパに送る必要がでてしまい、そうなると半年以上期間がかかることがあります。
壊れた、止まってしまったというわかりやすい不調がなくても、
定期的なオーバーホールは、一度にかかる時間やコストを抑えられるのです。
機械式時計や、「買った後」からが本番。
一生付き合っていく「相棒」して、定期的なオーバーホール受けさせてあげてくださいね!
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