IWCの時計、磁気に弱い？

機械時計と磁気

私たちの生活の中には、思いのほかたくさん、磁気を発生するものがあります。
よく見るものとしては、

・バッグの留め金のマグネット
・冷蔵庫のドア
・磁気ネックレス、磁気枕、磁気健康マット、肩こり用磁気用品
・携帯電話・ラジオなどのスピーカー部
・ACアダプター
・ノートパソコンのスピーカー部
・エレクトーンの鍵盤部

などです。
バッグの留め金マグネット、ACアダプタや携帯電話、ノートパソコンなど、
ビジネスマンだと日々使うもの、避けられないものばかりですね。

機械式のムーブメントはすべて磁場によって帯磁する部品が含まれています。
ドイツの工業規格DIN8309は、48001/m（6ミリテスラ[mT]に相当）の磁気にさらされても機能に障害が生じない
機械式時計を「耐磁性」と定めており、耐磁性時計の先駆け、IWCの「インヂュニア」「パイロット」の両モデルは、
この基準に適合する耐磁性を備えています。

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同じIWCの時計でも、前述の2モデル以外では耐磁性がない時計がほとんどですので、注意が必要です。

機械時計、磁器を帯びてしまったら

機械時計は一度磁気を帯びると、自然に元に戻ることはありません。
磁器を取り除く、「脱磁」をする必要があります。
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機械時計の修理工房や、専門店に時計を持ち込み
「計磁機」という磁気を測る計器で時計を検査し、帯磁していることがわかれば、「脱磁機」にかけて脱磁を行います。
IWC正規サービスセンターや、機械時計のメンテナンスを請け負う工房などに相談しましょう。